高校3年生でモデルとしてデビューして以降、1990年代より数々のドラマ・映画などに出演している女優の稲森いずみさん。
先月まで放送された『まだ結婚できない男』でも、カフェの雇われ店長という役どころを好演していましたが、去年までで26年間、連続ドラマレギュラー出演を続けているそうです。
とは言え、ドラマ以外のテレビ番組への出演はそれほど多くはないし、スキャンダルなどでワイドショーのネタになった事もほとんどない彼女。
ドラマでは印象に残ってるものの、どんな人なのかよく知らないって方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは改めて、女優・稲森いずみさんの基本的なプロフィールを紐解きつつ、彼女の人となりに迫ってみたいと思います。
プロフィール
- 本名は『稲森 泉』(いなもり いずみ)。
- 1972(昭和47)年3月19日生まれ、鹿児島県出身。
- 身長169㎝。うお座のB型。
2人きょうだいで育ち、弟さんが一人いるそうです。確かに「お姉さん」的な雰囲気はとても感じる人ですね。
1972年生まれという事でこの春48歳を迎えますが、アラフィフとしての落ち着きを保ちつつ、清楚な美しさを維持されてますね。
身長も女性としては高く、元モデルという事でスタイルも良いですね。
学歴・所属
- 鹿児島市立天保山中学校、私立鹿児島高校卒業。
- 高校卒業後、米テキサス大学アーリントン校(ESL)に語学留学。
- バーニングプロダクション所属。
ちなみに、歌手の中島美嘉さんも同じ中学の卒業生だそうです。
高校の出身者には、プロ野球巨人の往年の名遊撃手・黒江透修さん、京セラ創業者の稲盛和夫さん、プロゴルファーの勝みなみさん等がいます。
語学留学の経験を活かし、その後出演のドラマでも流暢な英語を披露されていますね。
趣味・特技
- 特技は剣道(初段)、英会話。
- 趣味は料理、音楽鑑賞、映画鑑賞その他。
ちなみに得意料理は「ちらし寿司」。また焼酎など、度数の強いお酒を少しずつ飲むのもお好きなようです。
また、バッティングセンターに行ったりキャッチボールするのも好きで、専用のスパイクを持ち、フォークボールまで投げられるという情報も。
さらに、去年の試写会でのインタビュー動画によると、最近ハマってるのは『夜のウォーキング』で、2時間くらいすぐ経ってしまうのだとか・・。
代表作は?
稲森さんは1994(平成6)年、フジテレビ系ドラマ『上を向いて歩こう!』で連続ドラマ初出演を果たし、女優としてのスタートを切りました。
1996(平成8)年には、木村拓哉さんと山口智子さんが主演で高視聴率を記録し、社会現象も巻き起こした『ロングバケーション』に、ヒロインの後輩役として出演。
そして1998(平成10)年には、藤原紀香さんと共演した『ハッピーマニア』で、連続ドラマで初めての主演を果たしました。
その後、4期に渡って続いた医療ドラマ『医龍 -Team Medical Dragon-』や、NHK大河ドラマ『義経』『篤姫』『八重の桜』に出演。
ここ数年でも『戦う!書店ガール』『それを愛とまちがえるから』で主演を務めるなど、途切れることなく着実に活躍を続けています。
筆者の印象に残るドラマは‥
個人的には、2013(平成25)年に長谷川博己さんと共演した日本テレビ系の医療ドラマ『雲の階段』が印象に残ってますね。
無資格医の主人公を慕う看護師役として、追い詰められる彼をかばいつつ、新たに登場する令嬢との三角関係。妊娠・流産・失踪の後の再会。さらに最後に待ち受ける哀しい結末・・。
主人公を一途に想いながらも結局は報われない、稲森さんが演じてこその薄幸な女性の切なさが表現されてたと思います。
そうかと思えば、2017(平成29)年のフジテレビ系『刑事ゆがみ』では、刑事課の強気な女係長を熱演。
男前にタバコをふかし、仕事はできるがだらしのない浅野忠信さん演じる部下の主人公に蹴りをみまうなど、これまでのイメージを覆すような役どころが面白かったです。
そして先月まで放映されて好評だった『まだ結婚できない男』。
旦那に浮気されたバツイチの雇われカフェ店長として、吉田羊さん演じる弁護士と独身同士で意気投合し、阿部寛さん演じるちょっと偏屈な主人公を優しく見守る役どころでしたね。
ドラマの内容や役によるメイクや見せ方も関係あるだろうけど、個人的にはここ数年観てきた中では、このドラマの中の稲森さんが一番キレイだなぁと思いました。
まとめ
以上、基本的なプロフィールから代表作、ついでに筆者の個人的な印象も交えて、 女優・稲森いずみさんについて見てきました。
26年間、連続ドラマレギュラー出演という事ですが、やっぱりこの人の持つ落ち着いた清楚さ・美しさといったものは独特の魅力があると思うし、だからこそここまで長くドラマで評価され、活躍できているのでしょうね。
『刑事ゆがみ』での頼れる男勝りな女性は、筆者にとって「ギャップ萌え」的な魅力を感じますが、また今後もどういった役でドラマに出演するのか、これからも楽しみに注目したいと思います。