2020年、突如として世界および私たちが暮らすここ日本に現れ、猛威を振るっている新型コロナウイルス。
東京オリンピックをはじめほとんどの主要なイベントは中止や延期。不要不急の外出の自粛が要請され、学校は休校、様々な産業活動も大きく縮小。
私たち一般市民の生活が様変わりし、色々と制限を余儀なくされる状況になりました。
これまで築き上げてきたこの国の社会の根幹を大きく揺るがす、未曽有の事態となっています。
テレビ・新聞・ネットなど様々なメディアも、新型コロナ関連のコンテンツが大半を占めている状況。特にニュース番組では安倍総理と並び、東京都の小池百合子知事の様子が連日報じられ、その発言や動静に注目が集まっています。
ところで、最近毎日のように顔を拝見するこの小池百合子都知事は、一体どんな人だろうと思う人も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、そもそも小池百合子ってどんな人?という疑問を解決すべく、本人の学歴および経歴、プロフィールなどをコンパクトにまとめてみようと思います。
貿易で外国と関わる仕事を営む父親の影響からか、育っていく中で小池さん自身の中にも、自然に外に目が向く性質が培われたのかも知れませんね。
また母親からは、「人と違うこと、自分の好きなことをしなさい」と言われて育ったとか。
そういった家庭環境だったからこそ、エジプトへの留学という、普通の家庭からしたら少々突飛にさえ思える事も、自然に行動に移せたのかも知れません。
21歳の時に、同じカイロ大学の日本人留学生で、3歳年上の一般男性と結婚。実質的に一緒に暮らしたのは一年少々ほどで、子供も授かりませんでした。
後になって子供が作れなかったことを後悔した時期もあったけど、結婚生活を経験できたことには感謝している、とインタビューなどで話しています。
ちなみに飼っているワンちゃんは、ヨークシャーテリアの『総(そう)ちゃん』。名前の由来は、総理大臣の『総』とも言われています。
クラブ活動は、高校時代までにテニス部・ソフトボール部・ESS部(英語研究会)などに所属。
大学在学中に父親の仕事の都合で東京に転居。
その後、「国際連合の公用語にアラビア語が加わる」という新聞記事がきっかけでアラビア語通訳を目指すことにし、1971(昭和46)年に大学を中退してエジプトに留学したそうです。
アラビア語の通訳者、というニッチな存在。さらにその美貌も活かし、女性のニュースキャスターの草分け的存在として華々しく活躍しました。
さらに政界進出後は5つの政党を渡り歩き、環境大臣・防衛大臣など政府の要職も歴任。
そして2016年、女性として初めて東京都知事に就任。
就任後は築地市場移転問題の対応などでニュースに映る機会が多くありました。また『都民ファースト』という言葉を掲げ、都および都民をめぐる様々な問題に対応しました。
延期になった2020東京五輪に関しても、IOC(国際オリンピック委員会)やJOC(日本オリンピック委員会)、政府等との連携に奔走しました。
そして今回の、コロナ騒動による社会の危機的な状況。
感染抑止と社会の立て直しに向けて、今まさに知事として各方面へ様々な対応をし、手腕が問われる所ですね。
今はそんな話をする状況ではないですが・・。この感染が収束する数年後知事としての評価も定まり、これを足掛かりにして、ワンちゃんに名付けるほど恋焦がれた?「女性初の総理」という可能性も出てくるのでしょうか。
紺色が好きとの事ですが、小池さんのイメージカラーと言えば、都知事に立候補した頃から緑色をいつも身に付けている印象がありますね。
人口1300万人を超える国際的な大都市・東京。その知事という、責任も注目度も破格の要職でやっていく為には、やはり些細なストレスなどストレスと思わず、自然にポジティブでいられるタイプの人でないとやっていけないのでしょうね。
以上、この数ヶ月というもの、連日のようにニュースに登場する小池百合子東京都知事について、あらためて見てきました。
「女性初」「女性の草分け的存在」として、若い頃から様々な外の諸分野へ飛び込んでいった小池さん。それを支えるポジティブさ、精神的なタフさは映像や発言する様子を見ててもうかがい知れる所ですね。
この度のコロナ騒動が落ち着くまでは、今後も連日各メディアで目にすることになると思いますが、注目していきたいと思います。